2008年07月10日

保護中に発生する医療費等について

当方の活動は個人の収入をメインとし、寄付金や救援物資により成り立ちます。
しかし、フードやトイレ用品、医療処置には多額の資金を要します。
現在、7〜9割以上の経費が各個人の自己負担となっております。

当然このままではいつか資金が底を尽き、己の生活だけで精一杯の状態になってしまいます。

その為、里親となる方には、譲渡動物の保護中に発生した医療費等の一部ご負担をお願いしております。

しかし、費用の一部負担は何も資金集めの為だけではありません。
「無料だから譲渡してほしい。」
「ペットショップで購入するお金が勿体ないから、純血種を譲渡してほしい。」
という本当に譲渡動物を大切にしてもらえるのか疑わしい人物を避ける為です。


去勢・避妊手術を施すのは、これ以上望まれない命を誕生させない為、金儲け目的の子犬・子猫を『産ませる道具』にさせない為です。

「必ず自分で病院に連れて行き、手術をします。」
里親詐欺が蔓延る中、この言葉は信用できません。
何せ初対面の方に、ネット上で知り合った方にお譲りするわけです。
「はいそうですか。宜しくお願いします。」何て言えるわけがありません。

必ずこちらで手術をしてからの譲渡となります。

以前こんな事も言われました。
「最高の医療をこちらで受けさせます。ワクチンも駆虫もやらないでください。」
できるわけありません。
ワクチン接種と駆虫を行うのは、その保護動物を伝染病から守り、皮膚炎や栄養失調の原因となる寄生虫を殺す為です。
更に他の保護動物への感染、他の保護動物からの感染を防ぐ為です。
感染率、死亡率の高い伝染病から一つ屋根の下にいる全ての動物を守る為です。
更に人畜共通の伝染病もあります。
保護動物から人間への感染を防ぐ為でもあるのです。

必ずワクチン接種や駆虫も、保護中に実施します。



あまり金銭的な事を書き込みたくはありませんが、一般に犬や猫を飼えば最低どれだけの出費があるのかをご理解頂く為に、『一般的な価格』を表記致します。
※あくまで一般的な平均値ですので、実際に発生する費用とは異なります。


◎犬◎
※生後6ヶ月未満の子犬は去勢・避妊手術代を含みません。

・混合ワクチン(5〜9種)
   7,000〜10,000円前後

・狂犬病予防ワクチン(各自治体により価格差あり)
   3,000円前後
・畜犬登録(各自治体により価格差あり)
   (新規登録)3,000円前後
   (更新登録)500円前後

・フィラリア症検査
   1,500〜2,500円前後

・フィラリア症予防薬(体重に応じて変動)
   1回分(1ヶ月分)800〜3,000円
※当地域では通常5月〜12月の間、毎月投薬

・検便
   500円前後

・去勢手術(体重に応じて麻酔代が変動)
   20,000円前後

・避妊手術(体重に応じて麻酔代が変動)
   25,000円前後

・内部寄生虫駆虫薬(体重、寄生虫の種類により変動)
   1回 500〜2,000円前後

・ドッグフード(体重、年齢、健康状態に応じて変動)
  1ヶ月 500〜2,000円以内



◎猫◎
※生後6ヶ月未満の子猫は去勢・避妊手術代、エイズ・白血病検査代を含みません。

・混合ワクチン(3〜5種)
   5,000〜7,000円前後

・猫白血病ウイルス感染症ワクチン(単体のワクチン)
   5,000円前後
※当方では接種していません。混合ワクチンのみです。

・猫白血病・エイズ抗原抗体検査
   5,000円前後

・検便
   500円前後

・去勢手術
   15,000円前後

・避妊手術
   20,000円前後

・内部寄生虫駆虫薬(体重、寄生虫の種類により変動)
   1回 500〜2,000円前後

・キャットフード(体重、年齢、健康状態に応じて変動)
  1ヶ月 500〜2,000円以内



以上が一般的に必要となる費用です。
獣医師のご厚意で無料で実施して頂ける医療処置や、格安にして頂ける医療処置がございます。

最低でも子犬・子猫1匹当たり10,000円前後、成犬・成猫で20,000〜30,000円前後の費用が発生します。
また、保護時の健康状態が悪い場合は更に費用が発生します。

1〜2万円という費用を渋るような方は、譲渡後に病気をしたり、ケガをしたりした時、老後等の医療処置が望めないものと判断し、保護動物をお譲りする事はできません。
犬や猫の飼育は、それなりの金銭的な余裕がなければできません。
犬や猫には人間のような法律で定められた保険制度はありません。
ちょっとしたケガや病気で数千円、手術・入院となれば数万〜数十万円の出費になります。


ご理解頂ける方のみ里親として立候補くださいますようお願い申し上げます。

ニックネーム 雷嵐 at 02:12| Comment(2) | はじめに 〜里親をご希望される方へ〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月25日

里親をご希望される前に、必ずご確認ください

私が保護している犬猫は、身勝手な人間により飼育放棄、保健所へ持ち込まれた行き場のない犬猫達です。
二度と同じ事を繰り返さない為に、終生飼育をご確約ください。

ペットショップ等で購入する『健康で人慣れした犬猫』とは違い、人間不信であったり、持病があったり心に傷があったりする子も多くいます。
長期的な心のケア、病気治療で多くの時間とお金がかかる場合もある事をご理解ください。
我が家にいる間にできる限りの治療とケアをしていますが、特に心の傷は癒えるまで何ヶ月もかかるもので、保護期間内での改善はとても厳しいのです。

また、現在悲しい事に里親詐欺(以後転売・虐待)が非常に増えています。
詐欺防止の為事前アンケートの実施や、環境チェック、立ち入った事をお伺いする事がございます。予めご了承の上、ご家族とよく相談しご希望ください。

下記項目(最低条件)をよく読み、アンケートにお答えください。

◎ご家族でお住まいの方◎
お一人暮らしの方は、飼い主自身に何かあった時動物の世話が出来ない可能性が高い為、基本的にお断りしています。
近くにご実家があり協力を願える場合は対応させて頂きますが、ご家族でお住まいの方から問い合わせがあった場合は保留とさせて頂きますので予めご了承ください。
未成年の方は世帯主様とお話をさせて頂きます。お問い合わせも、世帯主様がしてくださいますようお願い致します。

◎終生飼育のご確約◎
上記で述べたように、二度と捨てられる事のないよう終生飼育ご確約ください。
どうしても飼育できなくなった場合は、必ず当方に一報願います。

◎避妊・去勢のご確約◎
望まれない命の連鎖を断ち切る為に、避妊・去勢手術をご確約ください。

◎適切な飼育場所の確保◎番犬目的の方はお断りします。
猫・小型犬は室内飼育のみ。猫は排泄の為外へ出す事もご遠慮ください。
中・大型犬の場合、最低生後4ヶ月頃(最初の混合ワクチン、狂犬病予防が終了する頃)までは室内のみ。以後屋外可ですが、夜間・悪天候時は最低でも玄関内(建物内)へ入れてください。
ただし、屋外へ繋留する場合は玄関先ではなくご家族の姿が確認できるリビング等に面した場所に限ります。また、繋留用の鎖は犬が動けるよう1.2m以上の長さを確保してください。
また、中・大型犬でも室内飼育指定の犬は室内飼育のみとします。

◎適切な健康管理◎
毎年の混合ワクチン追加接種他、犬の場合は狂犬病予防ワクチンの追加接種及び各自治体への犬登録の更新、毎月(通常5〜12月頃)のフィラリア予防薬投与をご確約ください。
また、適切なケガや病気の治療、定期的な健康診断など犬猫の体調管理をお願いします。

◎定期的な近況報告◎里親詐欺防止の為、定期的に譲渡動物の写真を添えて、近況報告をお願いします。
ただし、譲渡後1ヶ月はできるだけこまめに連絡してください。(詐欺防止です)

◎医療費等の一部費用負担◎
私は、私個人の収入のみで保護活動を行っています。しかし個人の収入のみでは保護に限界があります。
保護にかかった医療費等の一部を里親様にご負担して頂けると、より多くの犬猫を保護する事が可能になります。
また、諸経費には避妊・去勢手術費が含まれますが、子犬・子猫など未手術の犬猫をご希望の方は、時期が来ましたら里親様のご負担で手術をご確約ください。その際は獣医師の手術証明書と領収書のコピーを郵送して頂きます。


以上7項目をご確認、了承の上、ご家族でじっくり話し合い立候補くださいますようお願い申し上げますm(_ _)m
※立候補の際は必ずアンケートにお答えください。